ヨガの用語集

 

 

・ハスタグライ
 ドリスティ(ポーズを取る時に合わせる視線)の1つで、手を見る事。

・ハヌマーン
 女神アンジャナの息子。「ラーマーヤナ」では、ラーマに忠実に仕える。多くの能力を持っているとされる。

・バガヴァッド・ギーター
 叙事詩「マハーバーラタ」にあるヨガの思想を説いた経典。聖書に次いで全世界で2番目の発行部数を誇る。 ヨガの教訓が「アルジュナ王子」と「クリシュナ」との対話形式で書かれている。

・バクタ
 「バクティ・ヨガ」の実践者。

・バクティ・ヨガ
 神への親愛による神秘的な繋がりから、悟りを開くとされるヨガ。「愛情のヨガ」とも呼ばれる。紀元前500年ごろに誕生した。 「バクティ」とは、神に対する信愛、献身、信仰、崇拝を意味する。

・バスティ
 直腸(肛門)の洗浄。「シャット・カルマ」の1つ。

・バーシャ
「ヨーガスートラ」の理解を深めるために重要となる注釈書。

・パーミング
手で目を覆って、目の周辺を保温し血行を促す、視力浄化法であり目を強化する方法。

・バーヒャ・クンバカ(レーチャカ・クンバカ)
息を吐いたあとしばらくの間息を止める「呼吸のコントロール」方法。

・パールシュヴァ・ドリスティ
ドリスティ(ヨガのポーズで視線を合わせる目線ポイント)の1つ。

・パールヴァティ
ヒンドゥー教の女神。「シヴァ神」の妻であり、象の頭部を持つ「ガネーシャ」の母。女性美のシンボル。

・ハ
太陽。太陽エネルギー。月の「陰」に対し、太陽は「陽」。

・バストリカ
「カパーラバーティ」と同様、腹筋を使った強い呼吸法の事。身体を温める効果がある。

・ハタ・ヨガ
「ハ」は太陽の意味で「吸息」を意味し、「タ」は月という意味で「吐息」の事。吸う息と吐く息を調和させるヨガで、現在行われているヨガのポーズは、この「ハタ・ヨガ」を基盤としている。
タントラの影響を受け、西暦1000年ごろゴーラクシャらによって考案された。また、ハタ・ヨガの3大教本は、「ゲーランダ・サンヒター」「ハタ・ヨガ・プラディーピカ」「シヴァ・サンヒター」と言われる。

・ハタ・ヨガ・プラディーピカ
「ゲーランダ・サンヒター」「シヴァ・サンヒター」と並ぶハタ・ヨガの3大教本のひとつで、14世紀に「スヴァトマラーマ」によって書かれた最も古いもの。「アサナ」「プラーナーヤーマ」「ムドラー」「サマディ」の4章で構成される。

・パタンジャリ
紀元前の文法家。「ヨーガスートラ」をまとめた人物と言われる。

・パダヨラグライ
ドリスティ(ヨガのポーズで視線を合わせる目線ポイント)の1つで、足指を見る。

・S・K・パタビ・ジョイス
「アシュタンガ・ヨガ」「ヴィンヤサ・ヨガ」の考案者。

・パドマ
蓮。ロータスの花。インドの国花。

・パワー・ヨガ
「アシュタンガ・ヨガ」に筋力エクササイズの要素を盛り込み、分かりやすくアレンジした「ハタ・ヨガ」のスタイル。ハリウッドのセレブたちの間で広まるなど、現在のヨガブームのきっかけとなった。

・バンダ
「締め付ける、結ぶ」という意味の「ハタ・ヨガ」の技法の1つ。プラーナ(生命エネルギー・気)を逃がさないように、喉・腹部・肛門の3ヶ所を締めつける事。「ムーラバンダ」「ウディヤナ・バンダ」「ジャランダーラ・バンダ」の3つの方法がある。

・パンチャ
サンスクリット語で「5」。

・パンチャ・コーシャ
身体を構成している5つの鞘で、「食物」「生気」「意識」「理性」「歓喜」で区分される。

・パンチャ・プラーナ
身体の中に存在する気で、「プラーナ」「アパーナ」「ヴィヤーナ」「ウダーナ」「サマーナ」 の5つに区分される。

・パンジャビ
インドの民族衣装。既婚女性が着るのはサリー。

・84000
ヨガのポーズの数。数が多いという比喩で用いられる事もある。

・8支則
「ヨーガスートラ」に記された、ヨガ実践において重要とされる8段階の定義。アシュタンガ。

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